16キロ、本殿をめぐる3社の歴史

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山の辺の道(やまのべのみち)は、奈良県 天理市・桜井市にある神社です。

奈良に、歩くだけで神社を三つつなぐ道があるって。
やまのべのみち。奈良県天理市から、桜井市へ続く道です。
古事記と日本書紀に、その名が残る道です。天理駅から桜井駅まで、およそ16キロあります。
ひばらとおおみわには、本殿がありません。いそのかみじんぐうにも、かつてはなかったのです。
朝、天理駅から歩いておよそ30分。三社のいちばん北、いそのかみじんぐうです。
きんそくちの中央に、主祭神が埋めまつられておった。大正2年に本殿が建ち、今は本殿があるのじゃ。
南へ歩くと、ひばらじんじゃ。本殿をもたず、三つの鳥居が一つにつながった、みつとりいが立っています。
えっ、本殿がなくても、鳥居の向こうを拝むんだね。
そうです。ひばらじんじゃでは、みつとりいを通して、その奥の神のしずまる所を拝みます。
さらに南が、おおみわじんじゃ。本殿を設けず、拝殿の奥のみつとりいを通して、みわやまを拝みます。
建物の奥の、山を拝む。神社に本殿があるのは、当たり前ではないのじゃ。
行ったら、ひばらじんじゃで西をふりかえってください。やまとのくんなかが、一望できます。
一日歩けば、本殿をめぐる神まつりの歴史を、三社たどれるのじゃ。
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