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元乃隅神社もとのすみじんじゃ

元乃隅神社(もとのすみじんじゃ)は、山口県長門市油谷津黄498にある神社です。まつられているのは宇迦之御魂神・伊弉冉尊。創建は1955年(昭和30年)と伝わります。

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この社のはじまり

山口に、崖から海へ鳥居が下っていく神社があるんだって。

もとのすみじんじゃです。鳥居が下りていく先には、海がえぐった岩の穴があります。

その岩の穴が国の天然記念物になったのは、昭和九年。やしろが建つ、二十一年前です。

自然のほうが、先にありました。人はあとから、そこへ鳥居を並べています。

りゅうぐうのしおふき、というのじゃ。波が洞に入ると、中の空気が、押しちぢめられる。

縦一メートル、幅二十センチほどの穴から、海水が噴き上がります。三十メートルを超える日も、あります。

岩が潮を吹くって、そんなことある。

げんぶがんの、海食洞じゃ。人はその姿を、竜が天へのぼる形になぞらえた。

やしろができたのは、昭和三十年。地元のあみもとの枕元に、白いきつねが現れたと伝わります。

鳥居は昭和六十二年から、十年かけて奉納され、百二十三基になりました。

大鳥居の上、高さ五メートルのところに、賽銭箱がついてるんだ。

行くなら、鳥居をおりきって海を向いてください。風の強い日は、岩のあいだから潮が上がります。

海が岩に開けた穴が、先にあった。人はそこへ、あとから道をつけたのじゃ。

この社のこと

信仰されてきた願いごと

その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。

これはまつられている神さまから整理したものです。
・稲荷(宇迦之御魂)…稲の実りの神。のちに商売の神として広まった。
・伊弉諾・伊弉冉…国生みの二柱。夫婦の神とされる。
社の公式に案内がある場合は、そちらが正しいものとお考えください。

出典

★『白狐が現れて社を建てるよう告げた』は社の由来として伝えられている話であり、事実として語っていない(本編でも『伝わります』と言っている)。/★創建にかかわった方の個人名は資料に載っているが、ご存命の縁者がおられる可能性があるため本編では読み上げず『地元のあみもと』とだけ言った。/★賽銭箱については『入れば願いがかなう』という言い方が広まっているが、ご利益を約束する言い方になるため本編では使わず、位置と高さだけを言った。/★潮吹の高さは資料によって幅がある(長門市は約30メートル、指定当時の解説文はさらに高い数字を挙げている)。本編は『三十メートルを超える日もあります』とした。/★『竜が天にのぼるよう』は見立て(たとえ)であって、そういう出来事があったという話ではない。/★この社は2019年(平成31年)1月に『元乃隅稲成神社』から『元乃隅神社』へ改称している。動画では現在の社名で通した。/★龍宮の潮吹は自然の現象なので、風や波によっては上がらない日がある。本編でも『風の強い日は』と条件を付けている。/★祭神は宇迦之御魂神・伊弉冉尊。本編は『自然が先にあった』一点にしぼったため祭神には触れず、概要欄に書いた。

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このページの決めごと

・社の由緒として書いているのは、社の公式の由緒・自治体の公式の案内・文献や発掘でわかっていることだけです。出典は全部このページに載せています。

・わかっていないことは「諸説あります」と正直に書きます。参拝の作法を正しい・間違いと決めつけません。特定の社への参拝を呼びかけることもしません。

・「信仰されてきた願いごと」は、その社がどんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありませんし、社に順位もつけません。

・住所・主祭神・社格・創建・交通は、ウィキペディア日本語版の各記事(Template:神社の欄と代表座標)から機械的に取っています。おでかけの前には、必ず社の公式でお確かめください。