山そのものをご神体に。山頂と麓の3か所で一つ

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鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)は、山形県飽海郡遊佐町に3宮(各項参照)にある神社です。まつられているのは大物忌大神。社格は式内社(名神大) 出羽国一宮 旧国幣中社 別表神社。創建は(伝)景行天皇または欽明天皇年間と伝わります。出羽国の一之宮です。

山形から見える鳥海山。山ぜんぶが、ご神体?
山形と秋田にまたがる鳥海山。大物忌神社です。
山そのものをご神体とし、山頂とふもとの三か所で、一つの神社になっています。
山頂に本社があり、ふもとには吹浦と蕨岡。二つの里宮があるのじゃ。
鳥海山は、噴火をくり返す火山。昔の人は、その山を恐れ敬ってきました。
山が噴いたときには、朝廷でも何かしていたの?
異変が起こると、朝廷から供え物が届けられ、山をしずめる祭りが行われたのじゃ。
八百三十八年には、神にくらいを授けた記録があります。その後も、くらいは重ねて授けられました。
山の出来事が、国の記録にも残っているんだね。
一方、近世以降は、農業の神としても敬われるようになりました。
はじまりの年代には、伝承と記録の違いがある。八百三十八年を、創建の年とは言えんのじゃ。
ふもとのやしろでは、口ノ宮という名前に注目。山頂の本社につながる、里のやしろです。
山頂の建物だけが、この神社ではない。山を仰ぐ里の祈りも、つながっておるのじゃ。
その社が、どんな願いごとで信仰されてきたかです。かなうことをお約束するものではありません。
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