709年創建と伝わるやしろは、旅立つ夫を見送った妃をまつる

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吾平津神社(あひらつじんじゃ)は、宮崎県 日南市油津にある神社です。

宮崎のこの姫の像、なぜ旅立つ夫を見送ったの?
吾平津神社。日南市の港、あぶらつにあります。
まつるのは、神話に登場する神武天皇のおきさきじゃ。この地に残ったと伝わっておる。
709年創建と伝わるやしろは、このおきさきをまつっています。お名前は、吾平津姫。
やがて夫は、ひゅうがから大和へ向かいます。神社の由緒では、姫はあぶらつに残ったと伝えています。
この地で祈ったのは、旅の成功と道中の安全じゃ。海の向こうへ出た夫を、ここから思ったのじゃな。
ただしこれは、神話と伝承のお話です。姫が同行したという伝えもあり、諸説あります。
むかしの名前は、おとひめだいみょうじんでした。いまの名前になる前から、この土地で信仰されてきたやしろです。
それじゃ、おとひめじんじゃって呼ぶのも、昔の名前が残っているんだね。
そうじゃ。明治維新のころ、吾平津神社と名を変えた。いまも、おとひめじんじゃとも呼ばれておる。
この伝承から、航海や交通の安全などを願う神社として信仰されてきました。旅を見送る祈りが、由緒に残っています。
境内で見てほしいのは、おきさきの像です。吾平津姫の姿が、いまもこの場所にあります。
旅立つ人の話だけではない。ここに残って祈った人の話も、やしろは伝えておるのじゃ。
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