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藤森神社ふじのもりじんじゃ

藤森神社(ふじのもりじんじゃ)は、京都府 京都市伏見区にある神社です。

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この社のはじまり

京都に、御所の建物がそのまま本殿になった神社があるんだって。

ふじのもりじんじゃ。この本殿は、せいとく二年、西暦千七百十二年になかみかど天皇からたまわった、宮中のかしこどころだった建物です。

かしこどころは、天皇のおそば近くで神鏡をおまつりしていた建物。いまに残るかしこどころとしては、これがいちばん古いとされています。

建てられた年には別の見方もあり、諸説あります。それでも御所の建物がそのまま社殿になった例は、ごくわずかです。

ところで、なんで競馬の人がたくさん参ってるの。

社伝では、じんぐう皇后が二百三年にこの地へいくさ旗を立てたのがはじまり。境内のみはたづかが、その場所と伝わります。

五月五日のふじのもり祭では、かけうま神事が行われるのじゃ。ふじさがり、たづなくぐり、さかだち。走る馬の上で技を見せる。

しょうぶの節句は、この社が発祥と伝えられています。しょうぶが勝負に通じることから、勝運の神としてあがめられてきました。

馬にゆかりのある人がこの社に参るのは、このかけうま神事と、勝運の信仰があるからです。

境内の八幡宮社と大将軍社は、えいきょう十年、西暦千四百三十八年に、あしかがよしのりが建てたもの。どちらも国の重要文化財です。

六月から七月には、あじさい苑が公開されます。三千五百株のあじさいが、深草の境内を埋めます。

行ったら、みはたづかのいちいの木を見てください。腰の痛みが治ると言われ、幕末のこんどういさみも参ったと伝わります。

御所から移った本殿と、旗を立てた塚。千八百年ぶんの話が、ひとつの境内にならんでおるのじゃ。

この社のこと

出典

創建(神功皇后が203年に旗を立てた)と、近藤勇が参って腰痛が治ったという話は、社に伝えられている社伝です。起きた出来事としてではなく、そう伝えられていることとして紹介しています。本殿の建立年には、正徳2年(1712年)に賜ったという社の伝えのほかに、宝暦5年(1755年)に皇居内侍所の仮殿として造営されたという見方もあり、諸説あります。ご利益は約束していません。勝運・馬の守護神は、そう信仰されてきたということを述べたものです。紫陽花苑の公開期間や株数は年によって変わることがあります。

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